第28回 アナリスト委員会開催報告
<日時:開催場所>
日時:2017.4.20(木) 19:00〜21:00
場所:サイクロン・クリエイティブ 会議室
<参加会社> ※敬称略
・アンティーファクトリー
・サイクロン・クリエイティブ
・フライング・ハイ・ワークス
<議題と議論内容>
・調査分析に関する最新トピックスや事例共有
・ユーザー調査プロジェクト
・次回の日程・場所
- 調査分析に関する最新トピックスや事例共有
AIについて
・AIアナリティクスなど、Web業界とも関わりが生まれてきている
・一般に広く普及するにはまだ時間がかかりそうである
- ユーザー調査プロジェクト
■アクセス解析の各種データを見ながらのディスカッション
集計期間は2016年10月から2017年3月の6ヶ月にて確認
地域:東京が半分以上を占め、関東圏がほとんど(営業エリアが関東のみ)
ユーザー:新規75%(CV28%)、再訪25%(CV71%)
デバイス
PC:51%(CV38%)、SP:46%(CV61%)
時間帯:日中はPC、夕方からはSPが増加。CVが多い時間帯はお昼と深夜
キーワード:
・指名ワードがほとんど
・「企業名+求人」のワードが多いが直帰が多い
(企業の求人情報詳細ページに直接ランディングする)
ランディングページ:
・TOPページのランディングが10%を切っている
・求人情報詳細ページにランディングが分散している
⇒ CVがあるのはほとんとTOPページランディング
⇒ リピーターのCVが多い
⇒ 求人情報詳細ページが「掲載終了」だった場合に回遊せずに直帰するパターンが多いので、他のコンテンツに誘導する導線やレコメンドが必要と考えられる
⇒ TOPページランディング後の遷移は「our service(いい求人ネットとは)」「会社情報」が多い
フォーム(会員登録)
・PC:入力画面54セッション中、8セッションがCV
・SP:入力画面25セッション中、13セッションがCV
⇒ SPで入力画面まで到達すると半数以上がCVしている
■レビュー結果の報告
・メインビジュアル/メインメッセージの訴求
⇒ サイトのメインメッセージが最初に表示されるが、3秒程度で消えてしまうため、ユーザーに対してのサイト認知、刷り込みが不足している印象
⇒ 他社求人関連サイトでは、TOPページメインビジュアル部でメインメッセージをしっかり訴求し、サイトの目的、ターゲットを明確化しているサイトが多いが、対象サイトはそれができていない
・一覧ページ
⇒ 一覧で確認できる項目が少ない。また、求人が上下左右に並び一覧性が高いが、個々の求人については記憶に残りづらい
⇒ 他社求人関連サイトでは、求人が縦1列に並び、求人を個々に読み進めることになり、項目内容がよく目に留まり、検討が深まると感じる
・登録フォーム
⇒ 記入例がなく、何を入力するのか不明な項目がある
⇒ 他社求人関連サイトでは、段階(ページ)を分けて項目が多い印象を軽減する工夫がなされている
以上