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第23回アナリスト委員会 開催報告

<日時:開催場所>

2016.11.16(水) 19:00〜21:00
場所:フライング・ハイ・ワークス 会議室

<参加会社>

・アンティーファクトリー
・フライング・ハイ・ワークス
・ウズ
・サイクロン・クリエイティブ
・クロスコ

 

<議題と議論内容>

1)   調査分析に関する最新トピックスや事例共有
2)   ユーザーを知る:転職についてのオープンデータを調査・俯瞰する
3)   次回の日程・場所

 

1)   調査分析に関する最新トピックスや事例共有

アナリスト検定 集客施策について

Facebook広告、リスティング広告の出稿にトライしている。
Facebook広告出稿で設定できる条件、セグメント。
効果測定に必要なもの:Facebookページおよび記事、ビーコン設置(ピクセルコード)。

 

2)   ユーザーを知る+シナリオと検証方法の理解を深める

■前回おさらい
「転職ユーザー」をターゲットにし、インターネット利用状況やユーザー心理などについて調査をしていくことと決定。
社会人の転職状況やユーザー性質、インターネットの利用状況などのオープンデータを各自調査して持ち寄る。

■各種データを見ながらのディスカッション

i)転職希望者の年齢調査

https://doda.jp/guide/ranking/078.html

・  転職を考え始める年齢の割合 (2013)
24−26歳が思いのほか多い:35%
ひととおりスキルをつけたら次のステップを考え始めるのでは?
事業会社と受託会社では意識が違う
企業規模によっては

 

・  転職を考え始める年齢割合の推移
2009年/2013年の比較
リーマンショック直後の影響で採用市場が縮小していた2009年。
20代のキャリアアップ志向上昇。

 

ii)転職者の心理

http://partners.en-japan.com/special/141203/

・転職を考えた理由(2013,2014)
給与に不満
将来性に不安
会社の考え・風土が合わない
仕事内容に不満

 

・  重視するポイント
仕事
内容
年収やりがい
→転職理由上位と転職先で重視するポイントが一致していない?

 

iii)ビジネスパーソン2,000人の転職意識調査

https://doda.jp/guide/ishiki/

・転職そのものに対するイメージは?
ポジティブ
キャリアパスは自分でつくる
ネガティブ
転職すると1からのスタートなので出世コースから外れそう →大企業?事業会社?
仕事が続かないひとと思われそう

・転職について一般的になっていくか?
なる55.7% →1社でしか通じないスキルではなく経験を積む、可能性を広げる
ならない11.7% →正規雇用でなくなる不安から転職を控える傾向?

結局のところ、年齢による違い?
年齢別の転職意向ともリンクしているのでは?

・今、転職を考えていますか?
考えている24.0%
考えていない76.0%
考えたことがあり実際に活動をした 41.1%
考えたことがあるが、活動はしなかった 27.3%
考えたことはない 31.6%

・転職した先で活躍できる自信と不安は?
不安の方が大きい 55.5%
自信の方が大きい 16.6%

・応募書類や面接で自信を持ってアピールすることは思いつきますか?
思いつく 40.9%
思いつかない 59.1%

→転職意向や年収上昇への意向が強い傾向がある一方で、自己アピールが思いつかない、という事象はどう説明できるのか?

・  転職活動はどのように行うか?
情報サイトを使って自分だけで活動 34.1%
サイト+エージェント 18.9%
エージェントのみ 16.1%
友人、知り合い 13.8%
その他 17.2%

 

iv)   転職活動に利用した媒体

http://www.manpowergroup.jp/navi/jinji/surveydata/150819_01.html

 

転職先探しに使用した媒体
ハローワーク 43.1%
求人サイト 24.6%
転職エージェント 22.5%
企業サイト 13.5%

利用した媒体と実際に利用した媒体

v)エンジャパン

月刊「人事のミカタ」転職者9000人のホンネを調査!「転職者心理 2016」

 

・有効求人倍率 2015年 1.27
・  採用難易度 →上昇傾向
・  募集段階で行う対策は →多角化?

■  やってきたいこと
そもそもの狙い:
◎アクセス解析では見えないユーザー像を見出したい。
◎カスタマージャーニー、ペルソナに落とし込んでいきたい。
◎今回見た集計値では見えてこない、ユーザーの心情、リアルな実態は?

■今後洗い出していきたいこと
転職までのプロセス、動機付け、パターン出し
個人の属性(年齢・性別・事業会社/受託会社)
検討プロセスの分類パターン
各メディア、エージェント 競合間のブランドイメージ
就労意識(働くことへの価値観):キャリアップ/年収/個人的な嗜好/ワークライフバランス

ハイスペック求人

オープンデータ見ただけではわからないヒント
メディアやエージェントからするとこれらがわかると歓迎されるはず。

 

<次回の日程・場所>
・  2016年12月15日(木)19:00〜
・  クロスコ会議室 芝オフィスまたは六本木スタジオ

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