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第7回アナリスト委員会勉強会を開催

<日時:開催場所>
2015.5.21(木) 19:00〜21:00 場所:株式会社アンティー・ファクトリー 会議室

<参加社>
・アンティーファクトリー
・クロスコ
・サイクロン・クリエイティブ
・フライングハイワークス
・揚羽

<議題と議論内容>

Web サイトユーザー像把握のための調査分析方法の類型化

今回は、Web サイトユーザー像把握のための調査分析方法について、メンバー 内で意見交換を行いました。様々な方法があげられましたが、いくつかの軸で 整理しました。議論を通じて、主たる方法として3種類の方法を導きました。

 ユーザー像把握のための手段、情報源
  • 問合せフォームのテキストマイニング
  • アクセスログ
  • 会員登録情報
  • Facebookページへ「いいね」してくれた方の特性をFacebookインサイトで確認
  • キャンペーン申し込み時の登録情報
  • IP アドレス、ハウスリスト、クッキー、メールを活用して、訪問者を特定する方法(リストファインダー、サイバーエリアリサーチ、47ps)
  • 調査会社のパネルから、抽出したい人物像を設定して抽出する(商材の認知者、サイト訪問経験者、など)
  • DMP(インティメートマージャー)
  • 調査パネルのクッキーを利用し、広告閲覧者やサイト訪問者を特定。後にアンケートを送付して効果測定をする。(マクロミル・アクセスミル)
  • WEB視聴率データ(ニールセン、ビデオリサーチ)
  • サイト内アンケート
  • サイト内検索結果
整理する視点や軸
  • 取得できる情報が属性情報(定量的)/ニーズ情報(定性的)  自分で登録した情報/自動的に取得された情報
  • 全体/一部
  • ツールやベンダーの費用感
  • 単発/継続
手段別の評価
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取得できる情報として属性情報、ニーズ情報、またツール費用が重視したい 軸になるとし、タテ軸にニーズ情報、ヨコ軸に属性情報をプロット、各手段名 の冒頭にツール費用の評価結果を表記。

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Web サイトユーザー像把握の主たる方法3種

A 消費者調査 社会属性、ニーズと把握できるし、こちらから把握したいことが直接タ ーゲットに聞くことができるため、非常に有用。ただし費用が高いため、 折り合いがつけば望ましい方法。

B 会員情報、DMP、アクセスログ
アクセスログに対して会員情報や DMP をヒモづけてユーザーを可視化す る。導入コストはかかるがランニングではないため、費用負担は総合的に低い。最も対応するべき。

C サイト内検索、問い合わせ 属性情報はつかめず、また量的な把握とはならないが、Web サイトに求め るニーズと言う意味で、ユーザーからの直接的な要求であり、把握する べき事柄。テキストマイニングに対して苦手意識や経験の希薄さから対 応しないケースも見受けられるが、かなり有用なため、こちらも対応す るべきこと。

次回委員会では、上記3種の方法について、どのように実行するのか、手順 や注意点をとりまとめていきます。

<次回の日程・場所>
・ 6月18日(木)19時~21時 ・ 場所:未定

株式会社アンティー・ファクトリー 会議室 又は、エレクス株式会社 会議室

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