第4回アナリスト委員会勉強会を開催
第4回アナリスト委員会
2015.2.19(木) 19:00〜21:00
場所:株式会社アンティー・ファクトリー 会議室
<参加メンバー >
・アンティーファクトリー)
・株式会社EPIT
・クロスコ株式会社
・サイクロン・クリエイティブ株式会社
・エレクス株式会社
・株式会社フライングハイワークス
<議題と議論内容>
競合サイト分析手法の検討
前回議論した今後の検討事項から、今回は「競合サイト分析」について意見 交換を行いました。各メンバーから事例やノウハウが発表され、調査の実施手 順、個別の調査手法の考え方や実施の仕方を共有しました。最後の方では、調 査実施の場合の妥当な費用感についても議論を行いました。
まず、競合調査実施の手順は大まかに次の通りにまとまりました。
(1)事業方針を把握 (2)コミュニケーション受容実態を把握 (3)サイト方針を把握 (4)サイト受容実態を把握
(1)(2)がサイトへ具体化する手前、もしくはより大枠でコミュニケーシ ョンを捉えること、(3)(4)ではサイトを中心に捉えることとスコープを分 けて検討しました。事前に大局を押さえた上でサイトにフォーカスすることで、 本来やりたいことを見誤らないことになるだろうと考えたためです。
(1)~(4)の具体手法として、次のものが挙げられました。
(1)事業方針を把握は、自社発信情報(社長メッセージ/PR/IR)や他 者のまとめ(証券アナリスト/業界紙/日経誌)を、またB2Bならば直接イン タビューを申し込む。これらを通じて、競合企業の事業方針を把握していきま す。
(2)コミュニケーション受容実態を把握では、グーグルトレンドによるキ ーワード出現傾向の調査、キーワードアドバイスツールによる所定キーワード の検索数を調査する。
(3)サイト方針を把握は、サイトのコンテンツに着目して、内容/量/訴求/ 流れを比較したり、特徴のあるコンテンツをピックアップして方針を検討しま す。競合がどのようなターゲットに対し、どのような打ち手をとっているのか 探ることで、サイト方針の把握に役立てます。(※次回も議論を継続します)
(4)サイト受容実態の把握は、次の3種の外部ツール(無料)が取り上げ られました。
– ユーザー像 … intimate merger
– 集客閲覧量 … similar web
– 検索優位性 … ferret
コンサルティングやプランニングなどの提案を含まず、純粋に3社に対して 上記調査を行いレポ―ティングする費用感として、およそ3~4人日程度の作 業量、ノウハウ提供を含め、15~20万円が妥当という意見が出ていました。
次回も引き続き競合分析を取り上げ、(3)サイト方針把握の具体案について、 実際の取り組みを持ち寄り、発表しあうなかで、方法を具体化一般化してまい ります。
<次回の日程・場所>
・ 3月19日(木)19時〜21時
・ 場所:株式会社アンティー・ファクトリー 会議室 (予定)